1970年代

戦後の高度経済成長により日本が経済大国となり、国際的な役割が高まるにつれ、等身大の日本の姿を海外に伝え、国際相互理解を図るとともに、文化の面で世界に貢献する専門機関の必要性を唱える声が、国内外から上がっていました。このような時代背景の下、1972年10月2日、外務省所管の特殊法人として国際交流基金が発足します。前身の財団法人国際文化振興会から海外5都市の拠点を継承し、組織の基盤づくりを行うとともに、日本を取り巻く国際情勢の変化に応じながら、文化芸術交流、海外日本語教育、日本研究・国際対話の各分野で今日に連なる事業を開始します。

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1972

  • 冬季オリンピック札幌大会

  • 沖縄返還協定発効

  • ⽇中共同声明

  • 国際交流基金発足
    ローマ、ケルン各日本文化会館、
    ニューヨーク、ロンドン、ブエノスアイレス各駐在員事務所、
    京都支部を国際文化振興会(KBS)より継承

  • 1972 基金開設披露宴での田中首相挨拶 15年のあゆみNo.25 30年のあゆみNo.2

1973

  • ベトナム和平協定成立

  • 円の変動為替相場制移行

  • 国際交流基金フェローシップ・プログラム開始

  • 英文機関誌『The Japan Foundation Newsletter』発刊

  • 1973 JF newsletter創刊号
  • 第1次石油ショック

  • 国際交流基金賞創設

  • 中学高校教員グループ招へい開始

  • 1976 フィリピン教員団招へい 来日したフィリピン教員団(1976年)
  • 海外日本語教師研修開始

  • 15年のあゆみNo.31_page-0001
  • 宝塚歌劇団東南アジア公演
    (ミャンマー、マレーシア、シンガポール)

  • スポーツ指導者、学者・研究者、
    芸術家などの海外長期派遣開始

1974

  • 日本映画世界巡回シリーズ開始

  • 和文機関誌『国際交流』発刊

  • 和文機関紙『国際交流』発刊
  • 田中首相東南アジア歴訪、ジャカルタ・バンコク等で反日デモ

  • 日本語教材『教師用日本語教育ハンドブック』刊行

  • 作家アンドレ・マルロー氏(フランス)
    招へい(特別客員文化人招へい計画開始)

  • 1974 作家アンドレ・マルロー招へい 15年のあゆみNo.4 30年のあゆみNo.3
  • 翻訳出版支援開始

1975

  • ローマ日本文化会館にて欧州日本研究者会議

  • 欧州の日本研究者集会
  • 沖縄国際海洋博覧会

  • 中東で初の能楽公演

  • 第1回先進国首脳会議

  • 初の『海外日本語機関一覧』刊行、
    海外の日本語学習者数約7万8000人

1976

  • 第1回アジア伝統芸能の交流(ATPA)
    「インドネシア、マレーシア、
    フィリピン、タイの伝統音楽」

  • 1976 第1回アジア伝統芸能の交流(ATPA) 15年のあゆみNo.5
  • ヴェネチア・ビエンナーレ参加開始

  • 「米国建国200年祭」参加

1977

  • 「唐招提寺展」(フランス)

  • 1977 唐招堤寺展
  • 英国学士院長サー・アイザイア・バーリン氏招へい

  • 福⽥ドクトリン(東南アジア外交3原則)、
    ASEAN 文化協力事業に50億円の資金提供を表明

  • 文化人類学者
    クロード・レヴィ=ストロース博士(フランス)招へい

1978

  • サッカーチームの東南アジア諸国巡回派遣
    (大型スポーツ派遣事業開始)、のべ20万人を動員

  • 日本語教材『入門シリーズ』
    (『日本語かな入門』ほか)刊行

  • ケニアでのバレーボール指導(1980年頃)
  • 新東京国際空港(成田)開港

  • 日中平和友好条約調印

1979

  • 大歌舞伎中国公演(中国との初の政府間事業)

  • 1979 歌舞伎中国公演 15年のあゆみNo.7
  • 第2次石油ショック

  • 大洋州巡回「包む」展

  • (1979)NO8巡回展「包む」
  • 作家ホルヘ・ルイス・ボルヘス氏(アルゼンチン)招へい

  • ソ連、アフガニスタンに軍事侵攻

1980年代

経済成長を背景として、世界中で日本への関心が高まる中、1981~82年、イギリスで大型日本フェスティバルが開かれます。国際交流基金はその中心的な企画として「江戸大美術展」を開催、52万人を動員する成功を収め、以後、各国の芸術祭や文化機関と協力し、日本文化の紹介を強化します。他方、設立10周年を迎えた1982年には、国内で6件の記念事業を実施。外国文化の日本への紹介を本格化させます。また、日中平和友好条約の締結を受け、1980年、在中国日本語研修センター(現・北京日本学研究センター)を開設し、今日まで高いレベルの日本研究・日本語教育を行っています。この間、世界の日本語学習者数は順調に伸び、1984年に日本語能力試験を海外19都市で初めて実施。1989年には海外日本語教師の研修施設として日本語国際センターが開設されます。

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1980

  • シンポジウム「イスラム文明と日本」

  • 「ジャパン・スタイル」展(イギリス)

  • 「ジャパン・スタイル」展
  • 手塚治虫 米国巡回講演会

  • 手塚治虫
  • 在中国日本語研修センター(通称:大平学校)開設

  • イラン=イラク戦争

  • 日本の自動車生産台数、世界一に

  • 日本の政府開発援助(ODA)世界最大規模に

1981

  • 日本語教材『日本語初歩Ⅰ』刊行

  • マハティール・マレーシア首相が東方政策
    (ルックイースト)を提唱

  • 「江戸大美術展」(イギリス)、52万人が来場

  • 1981 江戸大美術展(英)1 15年のあゆみNo.9 30年のあゆみNo.5
  • 中近東スポーツ交流促進特別事業開始

  • 韓国で初の日本現代美術展

1982

  • 設立10周年記念 「国際文化交流推進月間」

  • 「行為と創造 現代美術からの啓示」展

  • 「国際交流基金映画祭・南アジアの名作を求めて」

  • 「国際交流基金映画祭・南アジアの名作を求めて」
  • 「アジアの宇宙観―コスモス編、マンダラ編」展

  • 1982_cosmos
  • 宝塚歌劇団東南アジア巡回公演
    (ミャンマー、マレーシア、シンガポール、タイ)

  • マレーシア・マラヤ大学日本留学予備教育課程に
    日本語教育専門家派遣開始

1983

  • 日本語教育ビデオ『ヤンさんと日本の人々』
    海外TV放映開始

  • 「ヤンさんと日本の人々」
  • 中曽根首相ASEAN 諸国歴訪で留学生10万人受入れ構想発表

  • 欧州7か国で日本芸術祭に協力

1984

  • アジア地域視聴覚特別事業
    『おしん』等TV番組提供開始

  • アフリカ映画祭

  • 1984 アフリカ映画祭(ポスター)
  • ノーベル賞受賞詩人オクタビオ・パス氏(メキシコ)招へい

  • 日本語能力試験開始、海外14か国19都市で4473人が受験

1985

  • 国際科学技術万国博覧会(つくば万博)

  • 第1回東京国際映画祭

  • 北京日本学研究センター開設

  • (1985)13 北京日本学研究センタ―
  • プラザ合意で日本経済の国際化急進展

  • 地域交流振興賞(現・地球市民賞)創設

  • 「からくり人形」展(イギリス)

  • 1985_karakuri

1986

  • 男女雇用機会均等法施行

  • 沖縄舞踊団東南アジア巡回公演

  • 1986_zenei
  • 『基礎日本語学習辞典(英語版)』刊行(以後、順次各国語で発行)

  • 「前衛芸術の日本1910-1970」展(フランス)、来場者数15万人

  • 「前衛芸術の日本1910-1970」展

1987

  • 黒澤明監督作品等の中南米巡回上映会

  • JETプログラム(言語指導等を行う外国青年招致事業)開始

  • 設立15周年記念シンポジウム「国際文化社会を目指して」

1988

  • 「ジャポニスム」展(フランス、日本)、
    来場者数(フランス)12万人

  • 竹下首相ロンドン・スピーチ、「国際協力構想」
    3本柱の一つに国際文化交流

  • 「ソウル・オリンピック国際芸術祭」参加、韓国で初の歌舞伎公演

  • 「大名美術」展(アメリカ)

  • 「大名美術」展
  • 日本語テレビ講座『Let’s Learn Japanese』を全米33局で放映

1989

  • 昭和天皇崩御。新元号に「平成」

  • 山下洋輔・林英哲による
    「ジャズ+和太鼓コンサートツアー・イン・アフリカ」実施

  • 日本語国際センター開設

  • 1989_kokusaicenter
  • 「ユーロパリア・ジャパン’89」参加・協力(ベルギー)

  • ノーベル賞受賞作家カズオ・イシグロ氏(イギリス)招へい

  • ベルリンの壁崩壊

1990年代

1990年、日本へのアジア文化の紹介を行うアセアン文化センターが誕生。1995年にアジアセンターに発展改組され、アジア諸国との双方向交流を推進します。また、東西冷戦の終結と日米貿易摩擦の激化を背景に、日米同盟の強化を図る観点から、1991年、国際交流基金の中に日米センターが開設されます。以後、従来の対米事業に加え、知的交流と市民交流を通じて、両国の懸け橋となる人材を多数輩出するとともに、世界が直面する課題に対する日米共同の取り組みを一貫して支援しています。1997年には日仏・官民協働により、最大規模の海外拠点としてパリ日本文化会館が開館。また同年、各国の外交官、公務員、研究者など、さまざまな日本語学習者向けの研修施設として関西国際センターも開設されます。

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1990

  • アセアン文化センター開設

  • ノーベル賞作家
    ガブリエル・ガルシア=マルケス氏(コロンビア)招へい

  • フランクフルト国際図書展初の「日本年」参加・協力

  • 1990_tosho
  • 外国人登録者数100万人突破、海外渡航者数年間1000万人突破

  • 東西ドイツ統一

1991

  • バブル経済崩壊

  • 日米センター(Center for Global Partnership)開設

  • 湾岸戦争

  • 「ジャパン・フェスティバル1991」(イギリス)参加・協力

  • 1991
  • 安倍フェローシップ・プログラム開始

  • ソ連崩壊

1992

  • 『海外日本語教育機関調査・1990年』刊行、
    海外の日本語学習者数98万人

  • 地球サミット

  • 国連平和維持活動(PKO)協力法成立

  • JALEXプログラム(日本語教育助手の
    米国中西部の高校等への派遣)開始

  • 設立20周年記念・ASEAN 結成25周年記念
    「東南アジア祭’92」
    東南アジアのニューアート「美術前線北上中」展
    アジア4か国共同制作オムニバス映画『サザン・ウィンズ』

  • (1992)東南アジア祭 サザンウインズ 30年のあゆみNo.14
  • 初の国際規模での東京国際ブックフェア

1993

  • 『Japanese Book News』発刊

  • 1993_jbn
  • 第45回ヴェネチア・ビエンナーレ日本館、
    日本代表作家は草間彌生氏

  • 日本代表作家 草間彌生
  • ヨーロッパ連合(EU)発足

1994

  • 三大伝統演劇 能・文楽・歌舞伎による『俊寛』公演
    (オーストリア、ポーランド、チェコ、イギリス)

  • 1994_shunkan
  • 関西国際空港開港

  • 「戦後日本の前衛美術:空へ叫び」展(アメリカ)

  • 1994_2
  • 自治体の姉妹都市提携1000件突破

1995

  • 阪神・淡路大震災

  • 安倍フェローシップ・シンポジウム
    「戦後50年の日米関係と政策研究の検証」

  • 1995_abefellowship
  • アジアセンター開設(アセアン文化センターを拡充・改組)

  • 「アジアのモダニズムーその多様な展開:
    インドネシア、フィリピン、タイ」展

  • 第1回「アジア漫画」展

  • 1995_2
  • 『海外の日本語教育の現状―日本語教育機関調査・1993年』刊行
    日本語学習者が初めて100万人を超え、162万3455人となる

1996

  • ヴェネチア・ビエンナーレ第6回建築展
    (コミッショナー磯崎新氏)が金獅子賞受賞

  • 1996
  • アジア・リーダーシップ・フェロー・プログラム開始

1997

  • 「フランスにおける日本年」参加・協力
    開幕後約1年間にわたり約350の事業が展開され、
    観客は120万人以上

  • 関西国際センター開設

  • 関西国際センター
  • パリ日本文化会館開設

  • パリ日本文化会館
  • 国連気候変動枠組条約第3回会議(COP3)が京都で開催

  • アジア6か国共同制作作品『リア』世界初公演

  • 1997 アジア6か国共同制作多言語演劇「リア」初演 30年のあゆみNo.15
  • 演劇『赤鬼』の日タイ合同公演(作・演出/野田秀樹)

1998

  • 冬季オリンピック長野大会

  • 舞踏「山海塾」ロシア・東欧公演

  • 1998_sankaijuku
  • 「縄文」展(フランス)

  • 1998_3
  • 第2回アフリカ開発会議(TICADⅡ)
    「アフリカ・アフリカ-熱い大陸のアーティストたち」展

  • 韓国、日本大衆文化の段階的な開放措置を開始

1999

  • 「リア」海外公演(東南アジア、オーストラリア、欧州)

  • 日本語国際センター設立10周年記念
    シンポジウム「日本語は役に立つか?」

  • 通貨ユーロ導入

2000年代

グローバル化が進展し、世界における日本文化の存在感が高まる中、日本でも本格的な国際美術展の開催を望む声が上がります。国際交流基金は、長年にわたるヴェネチア・ビエンナーレへの参加経験に基づき、2001年、第1回横浜トリエンナーレの立ち上げに参画し、国内外から35万人を動員する成功を収めます。同年、米同時多発テロ事件が発生、2003年にはイラク戦争が始まる中、中東地域との交流を強化するとともに、2005年に米南東部を襲ったハリケーン・カトリーナの被害などを契機として「平和構築・災害復興と文化」という新たな課題にも取り組みます。2003年10月には特殊法人から独立行政法人へと移行。また、2006年には日中間の青少年交流を促進する日中交流センターが設置されます。2008年にはインドネシア、フィリピンとの経済連携協定の発効に伴い、看護師・介護福祉士候補者向けの日本語研修プログラムも始まります。

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2000

  • 「日蘭交流400周年」参加、協力、
    「日本とオランダの出会い」展等を開催

  • 2000
  • 九州・沖縄サミット記念シンポジウム・シリーズ「21世紀の展望」

  • 九州・沖縄サミット開催
    議題に「文化の多様性の尊重」

  • 「シドニーオリンピック芸術祭」参加

2001

  • 「ジャパン2001」(イギリス)参加・協力

  • オペラ『夕鶴』中央アジア公演

  • 第1回横浜トリエンナーレ2001、
    全体テーマ「メガ・ウェーブ―新たな総合に向けて」、来場者数35万人

  • 2001_yokotori
  • アメリカ同時多発テロ事件

  • 「アンダーコンストラクション」展
    (インド、インドネシア、韓国、タイ、中国、フィリピン、日本)

  • 日米センター設立10周年記念シンポジウム
    「これからの日米関係を考える」

2002

  • 日米草の根交流コーディネーター派遣「JOIプログラム」開始

  • 2002
  • 「みんなの教材サイト」開設

  • サッカーワールドカップ日韓共同開催

  • 日中韓次世代リーダー・フォーラム開始

2003

  • イラク戦争

  • 日米交流150周年記念シンポジウム「再考:日本と日米同盟」、
    「日米関係の軌跡と展望」、
    「クール・ジャパン:新しい日本の文化力」

  • 2003
  • 中東交流強化事業開始、
    第1回対中東地域文化交流・対話ミッション

  • 新型肺炎(SARS)流行

  • 独立行政法人国際交流基金発足、第1期中期計画開始

  • J-ASEAN POPsコンサート
    (日本ASEAN交流年2003記念事業)

  • 2003

2004

  • 国際文化交流専門誌『遠近(をちこち)』発刊

  • イラクへ自衛隊派遣

  • ミュージカル『太平洋序曲』(宮本亜門演出)をブロードウェイで上演

  • 2004
  • スマトラ沖地震

2005

  • 第2回横浜トリエンナーレ2005

  • 第2回横浜トリエンナーレ2005
  • 愛・地球博(愛知万博)

  • 劇団「風の子」公演(インドネシア・東ティモール)

  • 日本初のアラブ映画祭

  • アフガニスタン・イスタリフ焼きの陶工招へい

  • 2005 アフガニスタン陶工招聘
  • 京都議定書発効

  • 海外在留邦人100万人突破

2006

  • シンポジウム・ワークショップ
    「春樹をめぐる冒険―世界は村上文学をどう読むか」

  • 2006 村上シンポ幕つき
  • イラクにサッカーアニメ『キャプテン翼』提供

  • 日中交流センター開設
    中国高校生長期招へい事業開始

  • 2006 中国高校生長期招へい
  • ハリケーン「カトリーナ」復興関係者招へい

  • 日本語学習映像教材
    『エリンが挑戦!にほんごできます。』放映開始

  • (2006)46 エリン(俳優)

2007

  • JFにほんごネットワーク(通称:さくらネットワーク)発足

  • 2007
  • 日本初の中央アジア現代演劇『コーランに倣いて』公演

  • 2007_quran
  • 「アチェの子どもたちと創る演劇ワークショップ」(インドネシア)

  • 日本在住の外国人登録者数200万人突破

  • 日本語学習サポート・サイト「日本語でケアナビ」開設

  • ノーベル賞作家ジョン・M・クッツェー氏(南アフリカ)招へい

2008

  • 四川大地震

  • 洞爺湖サミット

  • インドネシア人介護福祉士候補者に対する日本語研修事業開始

  • 2008
  • 世界的な金融危機

  • 中国四川大地震被災地へ
    阪神・淡路大震災の経験を持つ防災・復興専門家を派遣

  • 第3回横浜トリエンナーレ2008

  • 2008
  • インドネシア・フィリピンとの経済連携協定(EPA)発効、
    看護師・介護福祉士候補者受入れへ

2009

  • 日本語能力試験初の年2回実施
    日本語学習者数が360万人を上回る

  • 2009
  • 日本語国際センター設立20周年記念シンポジウム
    「JF 日本語教育スタンダード―その活用と可能性」

  • 「TWIST and SHOUT: Contemporary Art from Japan」展(タイ)

  • 2009
  • 「日米次世代パブリック・インテレクチュアル・ネットワーク事業
    (U.S.-Japan Network for the Future)」開始

2010年代

東日本大震災を受け、文化交流を通じた復興支援の取り組みが強化されます。2014年には、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて「文化のWA(和・環・輪)プロジェクト」が始動。新たなアジアセンターが設置され、東南アジアを中心とする地域との双方向交流の拡大・深化を図ります。2018年には日仏交流160周年を記念し、国際交流基金を事務局として、海外で史上最大規模の日本文化の祭典「ジャポニスム2018」をパリを中心に開催。会期中353万人を超える来場者に日本文化の幅広い魅力を届けました。同年、世界の日本語学習者数は385万人に達します。国際交流基金は2010年に「JF 日本語教育スタンダード」を発表し、学習者のコミュニケーション能力を高めるための日本語教育の普及を加速するとともに、2019年には特定技能制度での来日希望者向けの日本語基礎テスト(JFT-Basic)も開始します。

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2010

  • 「アニメ・マンガの日本語」ウェブサイト開設

  • 2010
  • 「JF日本語教育スタンダード2010」発表

  • 新日本語能力試験開始

  • イスラエル・パレスチナで
    柔道の子ども向け合同指導および一般向けレクデモ

  • 2010_judo

2011

  • 中東諸国で民主化運動「アラブの春」

  • 「日独交流150周年」参加・協力、「北斎」展等を開催

  • (2011)56 北斎展
  • 東日本大震災

  • 米国の若手ジャーナリストグループ招へい、
    東日本大震災被災者に応援メッセージ贈呈

  • 2011
  • 『海外日本語教育機関調査・2009年』刊行、
    海外の日本語学習者数365万人

2012

  • 「震災を乗り越えて~日本から世界へ」
    (世界各地で東北民俗芸能他公演、
    東北写真展、建築展、映画上映会等)

  • 2012 震災を乗り越えて
  • 経済連携協定(EPA)に基づくインドネシア・
    フィリピン人介護福祉士候補、
    初の国家試験で36人合格

  • ヴェネチア・ビエンナーレ第13回建築展で日本館展示
    (コミッショナー伊東豊雄氏)が金獅子賞受賞

  • 2012 ヴェネチア・ビエンナーレ第13回建築展 観客

2013

  • 安倍首相、東南アジア諸国歴訪、
    「対ASEAN外交5原則」を発表

  • 宮城−ニューオリンズ青少年ジャズ交流派遣(アメリカ)

  • 『杉本文楽 曾根崎心中』
    欧州公演(スペイン、イタリア、フランス)

  • 2013-1
  • 日本語教材『まるごと 日本のことばと文化』刊行開始

  • 2013-2
  • 2020年夏季オリンピック・パラリンピックの東京開催が決定

2014

  • アジアセンター開設、「文化のWA(和・環・輪)
    プロジェクト~知り合うアジア~」開始

  • 日本語パートナーズ派遣開始

  • 2014-1
  • 防災・被災地支援をテーマにした人材育成事業
    「HANDs! -Hope and Dreams- Project」巡回
    (フィリピン、インドネシア、タイ、日本)

  • 東京国際映画祭でアジア映画の特集上映を⾏う、
    「CROSSCUT ASIA」部⾨を創設

  • 「北斎」展(フランス)

  • 放送コンテンツ等海外展開支援事業開始

  • 東南アジアとのサッカー交流事業「ASIAN ELEVEN」開始

  • 2014-2

2015

  • 「DANCE DANCE ASIA -Crossing the Movements-」
    東南アジア公演
    (フィリピン、マレーシア、ベトナム、タイ)

  • 2015-1
  • 村上春樹を『観る』・『聴く』・『語る』
    巡回(シンガポール、ソウル)

  • NHK交響楽団北京公演

  • 気候変動枠組条約第21回会議(COP21)でパリ協定採択

2016

  • JFF(Japanese Film Festival:日本映画祭)開始

  • 2016-1
  • 熊本地震

  • 伊勢志摩サミット

  • 安倍フェローシップ25周年記念シンポジウム
    「激動する世界と我々の未来」

  • 『リオから東京へ:上を向いて歩こう~
    Olha pro céu(オーリャプロセウ) ~』
    リオデジャネイロ・東京公演

  • 柔道 JITA-KYOEI PROJECT

  • 2016-2

2017

  • 「近くへの遠回り―日本・キューバ現代美術」展
    (キューバ)

  • 蜷川幸雄氏演出『NINAGAWA・マクベス』公演(イギリス)

  • 日本語能力試験(JLPT)受験応募者数が初めて100万人を突破

  • 2017

2018

  • 地球市民賞公開シンポジウム「多様な文化の共生」

  • 「ジャポニスム2018:響きあう魂」(フランス)、来場者数353万人

  • 2018 ジャポニスム2018③若冲_2
  • 『海外の日本語教育の現状—日本語教育機関調査・2018年』刊行
    日本語学習者が385万人を超える

2019

  • 「Japan 2019」(アメリカ)、来場者数129万人超

  • 2019
  • 「響きあうアジア2019」(東南アジア、日本)

  • 「響きあうアジア2019」(東南アジア、日本)
  • 「国際交流基金日本語基礎テスト(JFT-Basic)」開始

  • 新天皇陛下御即位、「令和」に改元

  • 新たな在留資格「特定技能」創設

  • G20大阪サミット

2020年代

2020年2月以降、世界中に広がった新型コロナウイルス感染症は文化交流にも深刻な影響をもたらしています。国際交流基金は日本と世界の人々の交流の回路を閉ざさぬよう、オンライン事業などの取り組みを活発化させるとともに、より効果的・効率的に活動を展開できるよう、2022年4月、組織改編を行いました。50年前の設立当初、世界5都市でスタートした海外事務所ネットワークは、多くの人々に支えられ、24か国25都市へと拡大しました。

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2020

  • 『いろどり 生活の日本語』サイトを公開

  • 新型コロナウイルス感染症の世界的流行拡大

  • 国際交流基金アジアセンター×東京国際映画祭
    co-presentトークシリーズ「アジア交流ラウンジ」

  • 2020-1
  • オンラインコンテンツ配信事業「JF digital collection」開始

  • オンラインコンテンツ配信事業「JF digital collection」開始

2021

  • 舞台公演オンライン配信プロジェクト
    「STAGE BEYOND BORDERS
    —Selection of Japanese Performances—」、
    前年度配信開始分と合わせて計92作品を公開。総視聴回数950万回

  • 2021-1
  • 「オンライン日本映画祭(JFF Plus: Online Festival)」開始

  • 東日本大震災10周年

  • 「いろどり日本語オンラインコース」開講

  • 東京 2020 オリンピック・パラリンピック競技大会

  • JFにほんごネットワークが102か国・地域、357機関に拡大

  • 2021-2

2022

  • ロシアによるウクライナ侵攻

  • 日本語学習番組
    『ひきだすにほんご Activate Your Japanese!』放映開始

  • 2021 ひきだすロゴ+スアン(横)
  • 沖縄復帰50周年

  • 国際交流基金設立50周年

  • 2022-2